以前、新聞紙握力強化トレーニングの話題が思った以上に反応があったので、今回はグーパーで。新聞紙トレでは指先を使い神経系にも効果ありですがこちらはずっとシンプル。ただの握って開いてです。
あっ今“なんだそれ”ってバカにしたでしょ。わざわざ書くほどのことじゃないって。そういいたくなる気持ちはわかります。でもこのトレーニングそれほどバカにしたものでもないんです。特に高齢者の方には意外とおすすめなんです。
当然ですが、いつでもどこでだってこれならできる
道具も特別な準備も不要、歩いてるときだって、いや座りながら、寝ながらだってできるお手軽さ。手を使っているとき以外ならいつでも、どこでもできるトレーニングなんてそうあるものじゃありません。
高齢者の筋トレでは、まず足からというのが原則ですが手の神経・機能にも目を向けたいもの。また握る、掴まる、支えるという点では腕の力、握力の衰えを防ぐことも大切。転倒などの際、怪我の防止に役立つことはいうまでもありません。
連続100回できるかな?予想以上のキツさに驚く人も
試しにやってみましょうか。両腕を前に突き出し指をいっぱいに伸ばし素早く握りしめます。この指を伸ばすというのがポイント。
中途半端なグーパーなら100回だって余裕ですが、この全開グーパーは50回もやると効いている感が半端っではありません。初めてなら100回も続けけられれば大したものです。
もうひと工夫して神経系にも刺激をプラス
両手でグーパーというと左右同時に行うという人がほとんどですよね。アレンジしてみましょう。右と左をシグナルを交換するように交互に、そして素早く。これまたカンタンそうに思えて難しい。
スピードが上がるに連れて、難易度は急速に高まります。そこでプラスもうひと工夫。背筋を伸ばし、左右の腕をまっすぐに伸ばしたまま、左右に広げたり。様々な動きを加えることで神経系に刺激を与えること。これがいいんです。
明日の笑顔のためにできることを毎日少しづつ、いくつになっても継続は力なりなんですね。