前回の「コア・インナーマッスル・体幹の違いってなんですか」から1ヶ月以上たちましたが続きです。ずいぶん前なのでとりあえずおさらいから。体幹とコア、インナーマッスルとコアマッスルの違いなんかからはじめてみましょう。
むしろコアマッスルだけでいいんじゃないの?
タンタン:体幹は胴体、コアはその中の主にお腹から股関節のあたりで、どちらもカラダの部分を指す言葉です。これに対しインナーマッスル、コアマッスルは筋肉を指す言葉です。
クーマ:インナーマッスルはカラダの内側の筋肉で、外から見える腕とか胸の筋肉がアウターマッスルだったよね。
タンタン:そうそう。その中で体幹部分にあるインナーマッスルをコアマッスルと呼びます。
クーマ:きたえにくいのは手足や胸より体幹のコアにあるインナーマッスルでしょ?それならコアトレーニングだけよくない?
タンタン:だと思います。考え方としては運動パフォーマンスを発揮するために大切なんだけど、通常のトレーニングではきたえにくい筋肉をメインにしたトレーニングです。
コアトレーニングはどこにどういいの
クーマ:そういえばタンタンはコアトレーニングのこと、調整力をきたえるっていってなかった。
タンタン:僕の認識としては姿勢を制御したり、関節の可動域とも深く関わってる筋肉だととらえています。
クーマ:筋トレ好きの人は目立つ筋肉ばかりきたえがちなのに、どこか動きが変だったりするものね。誰とはいわないけど。
タンタン:はい僕のことですね。そうだからスムーズな動きやケガをしないためにもコアトレーニングって大事なんです。このコアマッスルカラダの外側の筋肉に比べて小さな筋肉っていう特長もあります。
クーマ:小さいとなにかこまることでも?
超回復は関係なしなれてきたら毎日でも大丈夫
タンタン:疲れやすいんです。だからあまり大きな負荷をかけちゃいけないの。だけどその反対に回復力にもすぐれています。筋肉痛もほぼありません。
クーマ:じゃあ毎日トレーニングしてもいいわけ、朝と夜とで時間をあければいいとか。
タンタン:いいんですけど、それはカラダがなれてきたらね。いきなりはまずいでしょ。
バックブリッジ
クーマ:では実践編ですね。バックブリッジからいきましょう。
肩とかかとを床につけてお尻を上げてそのまま10〜20秒ほど姿勢をキープします。これを10回くりかえします。
タンタン:大殿筋や脊柱起立筋がきたえられます。
クーマ:姿勢や骨盤を矯正してくれるので、基礎代謝もアップするし、冷えの予防にもよさそう。
タンタン:あとプランクなんかもいいですよね。
サイドブリッジ
クーマ:カラダの一方を下にして横になりヒジと足で支えながらカラダを一直線になるように持ち上げ20〜30秒キープ。これを体力にあわせて左右交互に数回くりかえします。ゆっくりと上げ下げします。
タンタン:これは腹斜筋にいいトレーニングですね。
クーマ:ウェストの引き締めてくびれをつくるのに効果アリですよ。
コペンハーゲン・ヒップ・アダクション
クーマ:これはふつうのヒップアダクションと違って台をつかうんだ。
タンタン:もちろんイスでもベンチでもOKです。狙いは外転筋と腹斜筋ですね。肩の筋肉にもいいんです。
クーマ:ヒップアダクションは中殿筋のトレーニングだけど、ちょっと変えるだけで違う筋肉にいいのか。奥が深いねコアトレーニング。
タンタン:まだまだ新しいのでてくるみたいですよ。
クーマ:当分は飽きずにいけそうです。