別に意識の問題じゃないですよね。世界とか働き方とかが変わろうとしてる今だから“このままじゃマズイでしょ”はおそらくみんなが思ってることです。でも変わるために何を学べばいいんだろうってなりますよね。いままでだったらここで一歩踏み出せなかったりしてました。でも今なら時間はある、うれしいことにじっくり選べる学びのポータルサイトもある。ということで本日は講座配信プラットフォームをまとめるポータルサイトJMOOCのこと書いてみます。
JMOOCをカンタンにまとめると
gacco、OpenLearning, Japan、OUJ MOOC、Fisdom。聞いたことのある人とない人もいるでしょうが、今あげた4つのサイトはどれもJMOOC公認の配信プラットフォームです。つまり実質的には各サイトで学ぶことになります。
ながれでいうとJMOOCで入って、それぞれのサイトで学ぶ。JMOOCという総合大学があってそれぞれの学部を選ぶといった構図でいいと思います。
ということはこれからの自分に必要と思われる内容や興味のある分野を自分都合で選べるということ。これならとても効率的に学習することができそうです。ずべて無料っていうのもいいですね。もっと気になる、深く知りたい事柄だったら改めてお金をかけて勉強してみる。そんなトライアル的な利用法もありますね。
gaccoはあのドコモが提供する無料学習webサービス
大学教授による本格的な講義や起業発のビジネスに直結する講座あり。各ジャンルの一流講師陣による講義動画は約10分程度。要点をわかりやすくまとめた構成が理解力をサポートします。視聴はパソコンのほかスマホやタブレットにも対応しているので、おウチはもちろんソーシャルディスタンスありなら公園で受講というのもいいですね。
このgaccoでちょっとおもしろいなと思ったのは採点システム。レポート課題がある講座では採点基準に基づき、受講者同士が互いに評価し合うんです。そうすることで自分とは異なる考え方に接したり、新たな気づきを得たりすることができるのだそうです。
その他にも、講義動画やレポート等で基本的な内容を学んだ後、対面授業で講師や受講者同士の議論を通じてさらに深くより発展的に学ぶことができるというのですからこれはもうゼミ。学生時代を思い出しながら知識・知性のブラッシュアップというのもいいですね。
“知は自由!”のコンセプトがハンサムな富士通のFisdom
知は自由ってどこか欧米のリベラルアーツの精神みたいでちょっといいですね。講義の内容はというとクラウド、モバイル、IoT、AI、セキュリティなど最先端テクノロジーの富士通らしくをメインは理工系。難しいんでしょと心配になったら、こちらも幅広いジャンルをラインナップ。
理工系基礎科目シリーズや高校レベル(もちろん大人もok)の各種情報シリーズ、最先端のビジネスシーズや地方創生の未来を考えた講義など、幅広い知が揃っています。一部有料講座もありますが基本は無料。いい時代になりましたね。
講義はもちろんパソコン、スマホ、タブレットがあればいつでもどこでも、今いるところが学びの場。講義資料をダウンロードしてオフラインで勉強といい使い方もできます。あ!こちらもgacco同様、レポートは受講者同士の相互採点方式なんですね。さっそくアプリをダウンロードしちゃいますか。
第一線の大学講師陣による最高のオンライン授業OpenLearning, Japan
ここでなぜか昨日紹介したAsuka Academyのことなんか。というのもちょうど1週間前の04/14からAsukaの大大人気コース、マサチューセッツ工科大学「ビジネスプラン入門」、イェール大学(「心理学入門 Part 1」、カリフォルニア大学アーバイン校「ミクロ経済学 基礎 Part 1」が受講できるようになったんです。知の交流進んでますね。
国内の大学では早稲田大学、東京外語大学、九州大学、同志社大学、金沢工業大学、学習院女子大学、杏林大学、東海大学、順天堂大学、東京農工大学、創価大学、京都情報大学院大学、産業能率大学、東日本国際大学などの講義が受けられます。その他にも土木学会、シンクタンク未来教育ビジョンも講義も。学びの道に不足なしです。
それからそれからJMOOCのもうひとつの講座配信プラットフォームでOUJ MOOCというのがありますが、これは放送大学のことです。
テレワークやサテライトオフィスがふつうのことになったり、仕事に対する意識も変わりだしています。これからがたぶんホントのダイバーシティーや働き方改革のスタート、新しい時代のための学びって大きなテーマなんだと思います。