どうもタンタンです。昨日はクーマにいいようにだまされたような気もするので自分でも調べてみました。だってやっぱりトレーニング後のビール。それも夏のゴクゴクは最高ですものね。
納得できないから調べてみることにした
昨日はアルコールを飲むと筋タンパク質を合成する力が弱くなる…でいいのかな。まぁとにかくそんな感じのことがわかりました。
でもこれあくまでも調査結果で、たまたまってこともあるじゃないですか。そこでもっと詳しいことを調べてみることにしました。
やっぱりアルコールは筋肉の敵だった
結果は最悪です。アルコールは筋肥大に悪影響を与えます。それを証明するエビデンスを発見してしまったのです。
筋肉はふたつの物質によってコントロールされています。ひとつは筋タンパク質をつくるのを助けるタンパク質キナーゼ(mTOR)。もうひとつは反対に分解を担うユビキチン・プロテアソーム経路(UPP)です。
筋トレやプロテインを飲むとmTORが筋タンパクに働きかけて筋肥大が起こります。筋肉を破壊するとより強くなって再生するというあのメカニズムですね。トレーニング後のアルコールは、この役にたつmTORの活動を邪魔してしまうのです。
アルコールが筋肉にマイナスな理由はそれだけじゃなかった
追い打ちをかけるというか、とどめを刺すような資料を発見しました。僕たちのカラダには、オートファジー(自食作用)という仕組みがあります。
オートファジーこれは細胞中のタンパク質量をコントロールしたり、タンパク質のリサイクルを行うことでカラダの状態を一定に保つ役目をしています。
この仕組みのおかげで、病原物質を排除したり、がん細胞の抑制が行われたりと、僕たちの健康は保たれているようなのです。
アルコールはこのオートファジーに作用して筋肉を破壊していたのです。
筋肉を作らせない分解する
筋肉の量は、作ると分解するのバランスによって決まります。トレーニング後のアルコールはmTORの活動を邪魔し筋タンパクの合成を抑えます。反対にオートファジーを狂わせて筋肉を分解とダブルで筋トレに悪影響を与えるのです。
ここまで悪役だったかアルコール。うすうす感づいてはいましたが、やっぱりね。